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幻想空論(前) より続く。

長い記事です。気長にどうぞ。



 前記事で、宝具を撃つには礼装が必要だ、という言葉を、以下のように整理した。

 (1) NP は普通の方法ではほとんど溜められない。
 (2) よって、初期値を大きく上げなければならない。
 (3) ゆえにこそ、初期 NP を上昇させる礼装は最強である。


 問題ははっきりしてきた。というよりも、最初からそこしかありえなかった。
 (1) 。「普通の方法では NP を溜められない」。

 これは本当なのだろうか?




 さて。同じく前の記事で、NPを貯める方法をいくつかあげた。
 それをもう一度、まとめた形で提示しよう。

 (a) 攻撃に ARTS を使う。
 (b) ターンの最初に ARTS を選び、以降の札の NP 獲得量を伸ばす。
 (c) ARTS を 3 枚選び、アーツチェインボーナスの NP +20% を狙う。


 このうちどの手を使っても、前の記事では正直、焼け石に水だった。
 普通の方法では、とても NP 100% を達成できないように思われた。

 だが、本当にそうだろうか?

 (a)、(b)、(c)、どの方法についても、ひとつあきらかな共通点がある。
 それは、 ARTS を使っているということだ。
 つまり、ターンごとに使える ARTS の枚数が影響する。

 前の記事で使ったパーティを、もう一度見てみよう。



 デッキの中の ARTS は3枚。もしかすると、ここが問題ではないだろうか?
 デッキの中に入っている ARTS の枚数を上げたなら?
 もしかすると、少しはマシになるのではないだろうか?

 早速、ためしてみることにしよう。
 もし効果があるとするなら、多少大きめに見てみたい。
 ので、デッキ内の ARTS を 2 枚増やしてみる。



 デッキ内の ARTS は合計 5 枚だ。
 このパーティで、さきほどと同じクエストを戦ってみる。

 使うテクニック(というほどのものでもないけれど)は、

 (a) 攻撃に ARTS を使う。
 (b) ターンの最初に ARTS を選び、以降の札の NP 獲得量を伸ばす。
 (c) ARTS を 3 枚選び、アーツチェインボーナスの NP +20% を狙う。


 の 3 つだけだ。



 やった。 ARTS の枚数を増やした成果だろうか。
 1 手目にして ARTS チェインが成立する。
 さっそく選んで、NP をタメていくことにする。



 敵を 1 体片付けたところで、だいたい、平均 30 ほど上がってくれた。
 この調子で、1wave (第 1 戦目)の敵を片付けていく。

 2 wave (第 2 戦目) に突入したとき、 NP はこうなった。



 思ったよりよく溜まっている。ここからさらに3体の敵を倒した。
 3 wave (第 3 戦目) に突入すると、 NP の状況はこんな塩梅になっている。



 当然というべきか、100 % に達したサーヴァントは一人もいない。
 幸運にも ARTS チェインが発生したにも関わらず、だ。
 やはり、通常の攻撃などで NP を溜めるのは無理があるのだろうか?

 諦めるのはまだ早い。ARTS の枚数は、さらに増やすことができる。

 次のパーティを用意しよう。



 デッキ内の ARTS の枚数は、合計 6 枚だ。
 この調子で1枚ずつ追加してく。
 ただ、戦闘画面をすべて載せると、今回ただでさえ長い紙幅がさらに長くなる。

 そこで、各 wave 開始時ののステータス欄を出すことにしよう。
 このときの NP 量がみえれば、どの程度 NP が溜まるかはひと目でわかる。

 戦闘中に使うテクニック、念頭に置く札の選び方は、あくまでこの 3 種類。

 (a) 攻撃に ARTS を使う。
 (b) ターンの最初に ARTS を選び、以降の札の NP 獲得量を伸ばす。
 (c) ARTS を 3 枚選び、アーツチェインボーナスの NP +20% を狙う。


 この動きをまずは優先して、クエストに挑む。
 さあ、どうなるだろうか?



 3 戦目の NP 量は、平均して約 80 。
 そして、 1 人が NP 100 % を達成している!
 ARTS が 5 枚の時より、明らかに溜まる速度が速い。



 蛇足ながら、ここでエウリュアレが《吸血》を使うと、実に2人が 100 %。
 もちろんこのあとは、宝具を連打してクエストは決着した。

 ARTS 6 枚のデッキは、どうやら悪くないようだ。
 では、さらに増やすとどうなるだろう?
 次なるパーティを用意してみよう。



 今度は、デッキの中の ARTS 7枚。
 よく考えたら 1 戦目は全員 NP 0% に決まっているので、そこは省略してしまおう。

 意識するのは、あくまで上の(a)(b)(c)のみ。
 各wave(戦闘)での NP の溜まり具合は、どうなっているだろうか?



 なんということだろう。 3 戦目の平均 NP は、130% を超えている。
 もちろん、全員宝具を発射可能な状態だ!

 このあと、すぐに宝具を撃って、クエストを終わらせることができた。

 それでは、さらに ARTS を増やしてしまおう。



 今度は ARTS が8枚ある。
 さあ、結果はどんなものだろうか。



 平均 NP は……実に 160%!
 うまく立ち回れば、3wave(第3戦)までに、宝具が2回撃てるかもしれない。
 つまり、1回 0% になったあと、100% までチャージし直すということだ。



 それでは……ARTS が 9枚ならば?

 同じく、 2wave(第2戦)と 3wave (第3戦)開始時の状態を見てみよう。



 NP の平均は、なんと、190% にも達した。
 当然のように、うち二人は 200% を突破している。
 つまり、先ほど示した 3 つの心がけ、

 (a) 攻撃に ARTS を使う。
 (b) ターンの最初に ARTS を選び、以降の札の NP 獲得量を伸ばす。
 (c) ARTS を 3 枚選び、アーツチェインボーナスの NP +20% を狙う。


 を念頭に置いておくだけで、クエスト中に 2~3回も宝具が撃てる状態になる!

 ここまではっきりと値が出てくれば、もう十分だろう。

 「宝具を撃つためには、礼装が必要だ」というのは、間違っている。




 待て、という人も、当然いると思う。
 特にテクニックの (C) 。ARTS を 3枚選ぶなんて運任せだ。
 書いてるお前だって、「幸運にも」とか言っていたじゃないか! と。

 もちろんその通り。あれは幸運だった。
 しかし、後半のデッキでは、 アーツチェインの発生は幸運ではない

 アーツチェインは、狙って起こすことができるのだ。

 読み続ける前に、できればこの記事を確認して欲しい。
 かなり読みづらいけれど、必要なことは書いておいたつもりでいる。

 たとえば、僕が「幸運」だと言った、ARTS 5 枚のデッキを考えてみよう。
 15枚の山札の中から、 ARTS 5枚を含む手札を引く。
 一度に引く手札の上限枚数は 5 枚だ。

 すると、順番を考えなず、 ARTS の数のみに着目したなら、望むカードを一定枚数以上デッキに入れておくと、かならずその色のチェインを起こすことができる

 これは、1 色のカードが 6 枚以上から目に見えて安定し始める。というより、 3 つのテクニックのうち (c) ばかりでなく、 (a)(b) がものすごくやりやすくなるのだ。
 たとえば 6 枚では、 アーツチェインが発生しないパターンになってしまったとしても、かならず「最初に ARTS を使い、 3 枚めを ARTS で〆る」 が可能になる。
(どういうパターンがあり得るか、ちょっと考えてみてほしい)

 つまり、こうだ。
 デッキの中の ARTS 枚数を上げれば、礼装なしでも宝具を撃てるだけ、 NP チャージを行うことができる。
(もちろん 礼装があれば、より楽になる)

 このへんのカード枚数絡みの話は、与太話の避難所さんの記事 がよくまとめてくださっている。

 おおよそこのあたりが、 NP を溜めるための基本的な動き、ということになる。
 完結編では、少し手のこんだ NP チャージ法について触れようと思う。
 まあ、それはちょっと高度すぎて、僕にもうまく扱えないやつであったりする。
 そちらがわのスペシャリスト的な攻略サイトも参照しながら、話をしよう。

(次回最終回、幻想空論(後)に続く)
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