熱いうちに走って行ってみましょう。『黄雷のガクトゥーン』感想です。
◆#4
いよいよ完全に体験版エリアから離脱して本編へ突入。
フラタニティ、エミリー嬢のエピソード……の前哨戦、なのかな。
最近の神話的作品群だとやけに露出する、例の独立種族登場。
家族の物語。きょうだいのものがたり。
相手の幸せを願ってすれ違う二人。
……これも過去シリーズだったら、どっちか死んでたよなあ。
エーリッヒ・ツァンとそれを繋げるかよ! などと叫んでいたのは秘密。
秘密といえば、ウテナっぽいよなあ。と重ねて呟いていたのも秘密。
矜持のために自分を凍らせた女王が、「価値ある民」の為に動くか悩む。
もちろん「価値ある民」は、感情的に大切に思うところがあるわけですが。
悩んだところを、傍若無人なヒーローが快刀乱麻を真っ二つにしてゆく。
それこそフラグが立つかくらいのもんです。
エミリーさんは理想的なノイマンロール(DX話)で素晴らしいですね。
地位があり、超思考能力があるから、私情は許されないと信念する人。
シニスターシックスの面々は誰もかれも素敵で素敵ですね。重複しますね。
ネオンの目は真実を見抜く、のかな。黄金瞳としてはプレーンな力?
単に、「もう一人の探偵」役としての必要技能なのかもしれないけれど。
◆#5
水着回にして、そうだろうそうだろうと思い続けていたベルタの秘密がいきなり明かされて、僕は鼻血で窒息するかと思いました。もちろん比喩行現ですが。いいからヴァルターといちゃついてればいいよ。
比較的わかりやすい「例題」でのエピソード提示で、こうだろう、と思っていた話が、最後のどんでん返しでばかっと裏返る感覚にちょっと驚いた。いや、少し考えたら見抜けそうなんですけど、ベルタにやられてましたね。戦闘服がエロい。素晴らしい。
それにしても、ベルタのアートと当人の資質、方向性の噛みあわなさはひどいもんですね。
自分を鍛え上げて、棄てて行った男への復讐(あるいは一言の弾劾や質問)を願う人物に与えられたのが、「万軍を指揮し国を滅ぼす力」。
鐘のもたらす祝福は、完全な初期主人公サイド(ネオンの友人たち)にアート使いがいないこと、これまで見えてきたアート使いたちの性質を見るに、「願いを叶えられそうで、肝心のところへは絶対に手が届かない」力を与えるものなのかなとか思ったりしますね。
してみるとヴァルターは……なんか忘れてるか、たんに「最速」へは届けないだけなのかしらん。
あとテスラさんかわいい。セクハラ爺かわいい。ネオンもかわいい。
◆#6
映画館スチルのネオンさんの差分頑張り過ぎですね、最高です。
いや、それでまとめてどうするんだという話なんですが、#5でも出てきた、テスラの「二十世紀は~」という感慨が重ねて出てくるエピソードで、時代に置いて行かれたかれの思うところがちらほら見えてくるところでもあるんですかね。
そしてやはり、なんといってもアンヌの、「アートのない人」人の物語でもある。例題への挑戦で、プレイヤー側としてはスムースにエピソードメインのキャラクター心理の流れと、テスラの人となりを見せてくれるのがありがたい。人によってはうるさいと思うかもしれないけど僕は好きですね、これ。
二重の意味で「ひとのつくったものの切れ端」が人を傷つけてゆく話で、そして、大局だけ見たら見捨てられるものたちを、守るために決然と戦う者たち(戦おうとする者たち)のエピソード、と。
アンヌさんも大変に格好よくて可愛らしくてよいですね。というかテスラ乱入前のあの反応がほんとうに素晴らしい。たぶんあれ、サプレスが入ったからじゃないですよね。自分で願って動き出した。例題を見る限り間違いないはず。
ああいうのに弱い。
ところでこのエピソードで、今回はちゃんと濡れ場があるんだ! と認識しましたね。
認識しましたね。大事なことですね。でもアナベス先輩はたぶんないんだろうなとも認識しましたね。
泣かない。
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◆#4
いよいよ完全に体験版エリアから離脱して本編へ突入。
フラタニティ、エミリー嬢のエピソード……の前哨戦、なのかな。
最近の神話的作品群だとやけに露出する、例の独立種族登場。
家族の物語。きょうだいのものがたり。
相手の幸せを願ってすれ違う二人。
……これも過去シリーズだったら、どっちか死んでたよなあ。
エーリッヒ・ツァンとそれを繋げるかよ! などと叫んでいたのは秘密。
秘密といえば、ウテナっぽいよなあ。と重ねて呟いていたのも秘密。
矜持のために自分を凍らせた女王が、「価値ある民」の為に動くか悩む。
もちろん「価値ある民」は、感情的に大切に思うところがあるわけですが。
悩んだところを、傍若無人なヒーローが快刀乱麻を真っ二つにしてゆく。
それこそフラグが立つかくらいのもんです。
エミリーさんは理想的なノイマンロール(DX話)で素晴らしいですね。
地位があり、超思考能力があるから、私情は許されないと信念する人。
シニスターシックスの面々は誰もかれも素敵で素敵ですね。重複しますね。
ネオンの目は真実を見抜く、のかな。黄金瞳としてはプレーンな力?
単に、「もう一人の探偵」役としての必要技能なのかもしれないけれど。
◆#5
水着回にして、そうだろうそうだろうと思い続けていたベルタの秘密がいきなり明かされて、僕は鼻血で窒息するかと思いました。もちろん比喩行現ですが。いいからヴァルターといちゃついてればいいよ。
比較的わかりやすい「例題」でのエピソード提示で、こうだろう、と思っていた話が、最後のどんでん返しでばかっと裏返る感覚にちょっと驚いた。いや、少し考えたら見抜けそうなんですけど、ベルタにやられてましたね。戦闘服がエロい。素晴らしい。
それにしても、ベルタのアートと当人の資質、方向性の噛みあわなさはひどいもんですね。
自分を鍛え上げて、棄てて行った男への復讐(あるいは一言の弾劾や質問)を願う人物に与えられたのが、「万軍を指揮し国を滅ぼす力」。
鐘のもたらす祝福は、完全な初期主人公サイド(ネオンの友人たち)にアート使いがいないこと、これまで見えてきたアート使いたちの性質を見るに、「願いを叶えられそうで、肝心のところへは絶対に手が届かない」力を与えるものなのかなとか思ったりしますね。
してみるとヴァルターは……なんか忘れてるか、たんに「最速」へは届けないだけなのかしらん。
あとテスラさんかわいい。セクハラ爺かわいい。ネオンもかわいい。
◆#6
映画館スチルのネオンさんの差分頑張り過ぎですね、最高です。
いや、それでまとめてどうするんだという話なんですが、#5でも出てきた、テスラの「二十世紀は~」という感慨が重ねて出てくるエピソードで、時代に置いて行かれたかれの思うところがちらほら見えてくるところでもあるんですかね。
そしてやはり、なんといってもアンヌの、「アートのない人」人の物語でもある。例題への挑戦で、プレイヤー側としてはスムースにエピソードメインのキャラクター心理の流れと、テスラの人となりを見せてくれるのがありがたい。人によってはうるさいと思うかもしれないけど僕は好きですね、これ。
二重の意味で「ひとのつくったものの切れ端」が人を傷つけてゆく話で、そして、大局だけ見たら見捨てられるものたちを、守るために決然と戦う者たち(戦おうとする者たち)のエピソード、と。
アンヌさんも大変に格好よくて可愛らしくてよいですね。というかテスラ乱入前のあの反応がほんとうに素晴らしい。たぶんあれ、サプレスが入ったからじゃないですよね。自分で願って動き出した。例題を見る限り間違いないはず。
ああいうのに弱い。
ところでこのエピソードで、今回はちゃんと濡れ場があるんだ! と認識しましたね。
認識しましたね。大事なことですね。でもアナベス先輩はたぶんないんだろうなとも認識しましたね。
泣かない。
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